2年前に行方不明になり、27日に警察に保護された埼玉県朝霞市の女子中学生(15)が、監禁していた疑いが持たれている23歳の男について、「男は秋葉原に出掛けると言っていた」と話しているという。TBSなどが伝えた。
TBSが警察の話として伝えたところによると、女子中学生は「今日、男が夕方まで出掛けると言うので逃げてきた」「男は秋葉原に出掛けると言っていた」と話しているという。
また、読売新聞によると、女子中学生は2年前に男に連れ去られた経緯について、「弁護士のところに連れて行ってあげる」と声を掛けられ、車で乗せられたと話しているという。
女子中学生は男のアパートに監禁されていたとみられており、共同通信が警察の話として伝えたところによると、「いつもは外から部屋を施錠されていたが、今日は掛かっていなかった」と話しているという。
女子中学生は2年前の2014年3月10日、中学校を出た後、学習塾へ行く予定だったが姿を見せずに、行方が分からなくなっていた。自宅の郵便受けには「探さないでください」などと書かれたメモが入っており、行方が分からなくなってから9日後にも少女が書いたとみられる手紙が自宅に届いていた。
27日午後、監禁されていたとみられる男のアパートから逃げ出し、東京都中野区のJR東中野駅近くの公衆電話から警察に助けを求め、保護された。警察は現在、男の行方を追っている。