神奈川県箱根町の住宅で24日、身元不明の成人とみられる遺体が見つかった。この住宅には60代の女性が1人で住んでいたが、19日に病気で亡くなり、既に葬儀も終えているという。警察は遺体の身元の確認と死因の特定を急ぐとともに、事件の可能性もあるとみて調べている。
日本テレビによると、遺体が見つかったのは箱根町仙石原の住宅。女性の長男が24日、遺品整理をしていたところ、押し入れの中にあった遺体を発見。同日午後5時半ごろに警察に通報した。遺体は押し入れの下の段に横たわった状態で見つかり、家の中には争った形跡など不審な点はなかったという。
神奈川新聞によると、遺体にはシートのようなものがかけられており、腐敗が進んでいるため、これまでのところ性別や年齢は不明。日本テレビが警察の話として伝えたところによると、周辺で行方不明になっている人はいないという。