『五体不満足』の著者として知られる乙武洋匡(おとたけ・ひろただ)氏(39)の不倫を『週刊新潮』(24日発売号)が報じたことを受け、乙武氏は24日、自身の公式サイトで謝罪する文章を掲載した。また、妻の仁美さんも「このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております」などとするコメントを発表した。
乙武氏の公式ホームページは24日現在、不倫を謝罪する文章のみが掲載されており、乙武氏は「報道された私の行いは、これまで支えてきてくれた妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為であり、決して許されるものではありません」とコメント。「失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありませんが、いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく所存です」としている。
乙武氏の発表によると、不倫については以前から仁美さんに打ち明け、話し合いを持ってきたという。仁美さんと仁美さんの両親、また3人の子どもにも謝罪しており、「『夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい』と言ってくれた妻に、今度こそ応えたいと思っています」と語っている。
一方、仁美さんは「今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました」と離婚を否定。「本人はもちろん、私も深く反省しております。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
乙武洋匡氏と妻の仁美さんのコメントは下記の通り。
『週刊新潮』の報道について
このたびは私の不徳の致すところにより、多くの方にご迷惑、ご心配をおかけして、たいへん申し訳ございません。
報道された私の行いは、これまで支えてきてくれた妻と、私を慕ってくださっている方々を裏切る行為であり、決して許されるものではありません。
以前より、妻には私のこれまでの行いを打ち明け、話し合いをしておりました。一生かかっても償いきれないほどの過ちであるにもかかわらず、妻は私を許し、やり直そうと言ってくれました。
「夫として、父として、もう一度、あなたを家族として迎え入れたい」と言ってくれた妻に、今度こそ応えたいと思っています。
失った信頼を回復するのは決してたやすいことではありませんが、いま一度、自分を見つめ直し、家族と向き合っていく所存です。
妻や妻のご両親、3人の子どもたちに心より謝罪し、またこれまでの仕事や活動のなかでお世話になっているみなさまに深くお詫び致します。
2016年 3月24日
乙武洋匡このたびは、夫、乙武洋匡の行動が週刊誌で報じられた件につきまして、多くのみなさまにご迷惑をおかけしたことをお詫び致します。
このような事態を招いたことについては、妻である私にも責任の一端があると感じております。
今日に至るまで二人でしっかり話し合った結果、3人の子どもたちのためにも、あらためて夫婦ともに歩んでいくことを強く決心致しました。
本人はもちろん、私も深く反省しております。
誠に申し訳ございませんでした。
2016年 3月24日
乙武仁美