千葉県栄町安食台3丁目近くの住宅に17日午後0時半前、グライダーが墜落した。グライダーには男性2人が乗っており、2人とも心肺停止の状態だという。複数の国内メディアが一斉に伝えた。
NHKや朝日新聞によると、グライダーは17日正午過ぎ、茨城県河内町の大利根飛行場を離陸し、印旛沼周辺を周遊して、同飛行場に戻る予定だったという。墜落したのは、翼の端から端までの長さが約16メートル、重さ約370キロの定員2人のグライダーで、エンジンは付いていないという。
TBSによると、グライダーに乗っていたのは教官と生徒の男性2人で、60代と70代とみられている。
一方、住人にけが人はいないという。現場はJR成田線・安食駅から約1キロの住宅街で、近くには小学校や中学校がある。