JR東日本は16日午後7時、信号装置の故障で15日の始発から運転が見合わせられているJR高崎線の運転再開を、当初予定していた17日始発から、17日午後1時ごろに変更すると発表した。復旧工事が当初の計画よりも遅れたためだという。
JR高崎線では15日早朝、籠原駅(埼玉県熊谷市)付近で信号装置の故障が発生。この影響で、籠原駅を挟む熊谷駅〜岡部駅間の運転が15、16日の両日見合わせられ、他の区間にも大きな影響が出ていた。
JR東日本は当初、17日始発から運転を再開する計画だったが、復旧工事に時間がかかり、これを17日午後1時ごろからに変更。朝の通勤時間帯は16日同様17日も、上野駅〜熊谷駅間、本庄駅〜高崎駅間で運転本数が通常の半数程度となり、岡部駅〜本庄駅間ではさらに少ない本数の運転になるという。
最新の運行情報は、「列車運行情報」「在来線特急列車等運休情報」で確認できるとし、JR東日本は「長期間にわたり、運休・遅延等が発生しておりますことを深くお詫び申し上げます」としている。