【CJC=東京】ギリシャ正教会は、首長フリストドゥロス大主教が1月28日死去したのに伴い、聖会議を2月7日開催、テーベのヒエロニモス府主教(70)をアテネと全ギリシャの大主教(首長)に選出した。アテネの大聖堂で開かれた聖会議には府主教74人が出席、2回目の投票で45票を獲得したヒエロニモス府主教が選出された。
ヒエロニムス府主教は、正教会の霊的首長とされるイスタンブールのエキュメニカル総主教バルソロメオス1世と良好な関係にあることで知られている。
1938年、ギリシャ南部オイノフィタ生まれ。アテネ大学卒業後、オーストリアとドイツで学んだ。