同志社大学のダンスサークルの男子学生(19)が26日朝、合宿先のホテルの布団の中で意識がない状態で見つかり、病院へ運ばれたが死亡が確認された。前日夜にはサークルの他の学生と酒を飲んでいたといい、警察は司法解剖して死因を調べる。共同通信などが伝えた。
同通信によると、亡くなった男子学生には外傷はなく、嘔吐物がのどに詰まった可能性があるという。合宿は、兵庫県豊岡市内のホテルを会場に22〜26日の予定で、計25人が参加していたという。一方、朝日新聞はダンスサークルではなく、舞踏サークルと伝えている。
同志社大学は、学生に対し、飲酒運転や飲酒の強要、一気飲みの強要、未成年者の飲酒などをしないよう厳しく求めているが、これまでのところ、公式サイトでこの男子学生の死亡についての見解などは示していない。
未成年の大学生の飲酒では昨年12月、京都府立大学の女子学生=当時(19)=が、学内の部室内で他の学生らと飲酒をし、急性アルコール中毒で亡くなっている。他の学生らからの飲酒の強要はなかったとされているが、京都府立大学は学内における学生の飲酒を当面、大学が認めた場合を除き、全面禁止する処置を取っている。