

1カ月で沖縄から北海道までの全国10箇所を巡回する日本ケズィックコンベンション(峯野龍弘中央委員長)が、今年も1日からの沖縄大会を皮切りに始まった。長年のケズィックの伝統を築き上げてきた森之宮ピロティー・ホールの使用が今年最後となる第43回大阪ケズィック・コンベンションは13日から、日本ケズィック発祥の地、箱根では19日から第47回大会が開催される。
長年大阪大会の会場として使用されてきた森之宮ピロティー・ホールは、19年度末の閉鎖が決まり、会場としての使用は今年が最後となる。大会に長年携わってきた関係者にとって記念となる今大会には、沖縄の那覇バプテスト教会主任牧師の国吉守氏が日本人講師として参加。03、05年にも主講師として来日したカナダのテッド・レンドル博士と、米アラバマ・バプテスト教団議長、副議長を歴任し、故スティーブン・オルフォード氏に師事したロジャー・ウィルモア博士が主講師を務める。
今年で47回目となり、日本でもっとも長い歴史を持つ箱根大会は、前英国ケズィック委員長のジョナサン・ラム博士と、ウィルモア博士が主講師を担当。こちらもこれまで多くの献身者を生み出す舞台となった箱根ホテル小涌園を会場に行われる。
ケズィックはいずれの大会も教職の参加割合の高さが特徴の一つとなっている。箱根大会をきっかけに献身した教職者は数多い。その排他的でなく包括的、神学的でなく聖書的、教団教派的でなく聖書全巻的なメッセージによって、いまも多くのキリスト者の健全な信仰の成長に貢献している。
各地の開催日程は次の通り。沖縄(1〜3日)、九州(6〜8日)、東北(10〜12日)、大阪(13〜15日)、京都(17日)、神戸(17日)、奈良(17日)、箱根(19〜21日)、東京(23〜24日)、北海道(26〜28日)。問い合わせは、ケズィック・コンベンション事務局(電話:03・3291・1910)まで。