【ジュネーブ=ENI・CJC】今月18日から行われていた「キリスト教一致祈祷週」の第100回記念式典が25日夕、ローマの「城外の聖パウロ大聖堂」で教皇ベネディクト16世が司式してエキュメニカル(教会一致を目指す)な礼拝を行い、閉幕した。その際、コビア総幹事はWCCを構成する347教会を代表して祈りを共にした。
20日にはジュネーブのWCC本部で、市内各派教会と国際教会組織の代表が祈祷週を憶えてエキュメニカルな礼拝が行われ、コビア総幹事は「神を共に称え、さらに多くの一致がこれから可能になるよう祈ろう」と礼拝の冒頭で述べた。
キリスト一致祈祷週は、40年に渡ってWCC信仰職制委員会と教皇庁キリスト教一致推進評議会によって進められて来た。最初は1908年1月にニューヨーク州グレイムーアでフランシスコ会系の修道会「アトンメント会」によって始められた。