世界教会協議会(WCC)のサムエル・コビア総幹事は、キリスト者相互の一致に関して、21世紀半ばまでにすべてキリスト者が共に聖餐(聖体)を守れるようになることを期待するとの見解を示した。CJC通信が伝えた。
同通信によれば、コビア総幹事はバチカン機関紙「ロッセルバトレ・ロマノ」(25日付)の第一面に掲載されたインタビュー内で、「エキュメニカル運動の私のビジョンは、21世紀半ばまでに私たちは、キリスト者がどこであれ、自分の教派と関係なしに、共に祈り礼拝し、いずれの教会でも主の食卓につくことが歓迎されるまでの一致のレベルに達することだ」と語った。
カトリック教会と東方正教会は聖体(聖餐)に他のキリスト教会信徒が関与することを認めていない。