【CJC=東京】時事通信によると、トルコ外務省は3日、本国に召還中の駐バチカン大使を帰任させると発表した。教皇フランシスコが昨年4月、第1次大戦中にオスマン帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件を「20世紀最初のジェノサイド(集団虐殺)」と呼んだことに反発していた。
バチカン(ローマ教皇庁)は3日、トルコが2005年に事件検証のため専門家委員会設置を提案したことなどを評価する声明を発表。これを受け、トルコは大使帰任を決めた。
2016年2月9日22時45分
【CJC=東京】時事通信によると、トルコ外務省は3日、本国に召還中の駐バチカン大使を帰任させると発表した。教皇フランシスコが昨年4月、第1次大戦中にオスマン帝国で多数のアルメニア人が殺害された事件を「20世紀最初のジェノサイド(集団虐殺)」と呼んだことに反発していた。
バチカン(ローマ教皇庁)は3日、トルコが2005年に事件検証のため専門家委員会設置を提案したことなどを評価する声明を発表。これを受け、トルコは大使帰任を決めた。