ドイツにおけるサイエントロジー教会に関する昨年12月10日の記事で、同団体を禁止する動きが出ていると報じたが、AP通信が同内容について訂正の記事を発表したので伝える。
AP通信は昨年12月9日、同5、7日に行われた同国の全16州の内相を含むドイツ高官らによる会議の中で、ヴォルフガング・ショイブレ同国内務大臣がドイツのビルド・アム・ソングタグ紙に対して、公安局が同団体を禁止するように動いている、また同団体が違憲団体であると語ったと伝えた。しかし、AP通信は今年1月3日、ショイブレ内相の発言が、同団体が「憲法に敵対」しており、公安局は同団体に対する「さらなる段階を吟味している」であったと訂正した。
一方、ロイター通信は同8日、同国の国内情報機関の専門家の話として、これまで何十年もサイエントロジー教会の活動が監視されてきたが、禁止を正当化する十分な証拠が見つ見つかっていないことを伝えている。