東京都豊島区長崎の首都高速中央環状線外回り山手トンネル内で12日午前0時40分ごろ、渋滞で並んでいた車の列にトラックが追突し、計6台が絡む玉突き事故があった。トラックの運転手とトラックに最初に追突された普通車の運転手の2人が死亡した。時事通信などが伝えた。
同通信などによると、現場は2車線だが、事故当時は非常口の点検作業のため1車線に規制され、渋滞が起きていた。追突したトラックは最大積載量14トンの大型トラックで、目撃者は「かなりのスピードで追突した」と話している。
他に4台の車が巻き込まれ、3台の運転手男女3人が打撲などの軽傷を負った。トラックと、最初に追突された車は大破した。大破したトラックと普通車のナンバープレートはそれぞれ奈良と足立で、警察は死亡した2人の身元の確認を急ぐとともに、事故の原因を調べている。