靖国神社の公衆トイレで先月23日、大きな爆発音がした事件で、東京地検は28日、韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者(27)を、建造物侵入罪で起訴した。時事通信が伝えた。
朝日新聞によると、全容疑者の供述に基づいた材料による爆発の再現実験で、激しい音と燃焼が確認できたことから、警視庁はトイレ内にあった不審物を「火薬類」と判断し、来年1月にも火薬類取締法違反容疑で再逮捕する方針だという。
一方、同紙によると、全容疑者は、靖国神社のトイレに時限式の発火装置を置いたことは認めているが、「危険な物ではない」と話しているという。
全容疑者は今月9日、羽田空港から日本に再入国し、建造物侵入容疑で逮捕されていた。