関西国際空港がある関空島の沖で26日夜、30〜50代とみられる女性の遺体が発見された。遺体の女性は眼鏡と靴下以外は身に付けていない裸の状態で、警察は事故と事件の両面で捜査している。朝日新聞などが伝えた。
同紙によると、26日午後8時15分ごろ、関空島の沖に人が浮いていると、現場近くにあった高速船の発着場の係員が通報した。女性には目立った外傷はなかったが、毎日放送によると、膝などに多数の擦り傷があったという。発見時には既に死亡していたが、腐乱はしていなかった。
警察は司法解剖をして、詳しい死因を調べる方針。
関空島は、関西国際空港のために、大阪湾内の泉州沖約5キロの場所に海を埋め立てて造られた完全な人工島。1994年完成の1期島と、2007年完成の2期島の2つの島から成る。神戸空港とは高速船で結ばれている。