【CJC=東京】英国国教会(聖公会)の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリムズ氏は、9月に米ニューオーリンズで行われた会議で米聖公会が公然同性愛者の聖職叙階と同性間の結合祝福を止めると約束したことに、各国聖公会指導者の間で評価の一致を見ていない、と14日の待降節メッセージで述べた。
大主教、主教の中で、同性愛問題と聖書解釈に関して比較的に自由な立場を修正するという米聖公会の約束に前向きな回答を寄せたのはかろうじて過半数だったと言う。他の指導者は、米聖公会の約束は「不十分」だとしている。