【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)判事が21日、秘密を漏えい、暴露したとして関係者5人を告発した。
財務部次官のスペイン人高位聖職者(モンシニョール)ルシオ・アンヘル・バジェホ・バルダ容疑者とニコラ・マイオ助手、イタリア人広報コンサルタント、フランチェスカ・イマコラータ・シャウキ容疑者、それに、漏えいされた情報を元に暴露本『十字架の道』(仮訳)を発表したイタリア人ジャーナリスト、ジャンルイージ・ヌッツィ氏と、『強欲』(仮訳)を発表した『レスプレッソ』紙エミリアーノ・フィッティパルディ記者の5人。
バルダ容疑者とシャウキ容疑者は、教皇フランシスコがバチカンの財政・金融改革のために設置した委員会のメンバー。