【CJC=東京】旧約聖書に登場する物語「ノアの箱舟」を題材にしたテーマパークが、米ケンタッキー州で計画されている。設立団体は2016年7月7日にオープンを予定し、年間140万人の来場者を見込んでいる。
テーマパーク「アーク・エンカウンター(箱舟との遭遇)」は、同州北部ウィリアムズタウンで現在建設中だ。箱舟をかたどった実物大の木造レプリカもある。
関係するキリスト教団体「アンサーズ・イン・ジェネシス(答えは創世記に)」のケン・ハム代表は12日の記者会見で、「間違いなく、世界最大のキリスト教アトラクションの一つ」と話した。
同団体は創造博物館も運営しており、天地創造をはじめ、聖書に記載された通りの出来事が実際に起きたとの立場をとっている。
州当局は14年夏、開発計画に税控除措置を与えると決めたが、12月になってそれを取り消した。開発業者が、同じ原理主義的なキリスト教信仰を持つ労働者しか雇わないと表明したことが、当局の懸念を招いたようだ。
■ 関連動画