海外で救いに導かれ、クリスチャンとなって日本に戻ってきた帰国者が、日本の教会につながるにはどうすれば良いのか。帰国者を受け入れる日本の教会、クリスチャンができることは何かを一緒に考えようと、今年6月に開催された「帰国者支援セミナー」の第2回目が、10月31日(土)午後1時30分から、 日本キリスト宣教団峰町キリスト教会(宇都宮市)で開催される。帰国者支援に関心のある人は、誰でも参加することができる。
第1回目では、帰国者支援の基本編として「帰国者とはどういう人?」というテーマで講演とディスカッションが行われたが、2回目となる今回は、『帰国者クリスチャンを理解するために』という小冊子を用いて、実際の事例をもとに学びを深める。
講師は、OMFインターナショナル宣教師(ディアスポラ伝道主事)として在英邦人伝道に携わっていた経験のある、横山好江さん(日本基督教団志木教会伝道師、在欧日本人宣教会運営委員会)。また、ドイツで信仰を持ち、群馬に帰って来た帰国者を迎え、証しを聞く。
主催者は、「帰国者を受け入れる側の教会の人々が、もっと帰国者に対する理解を深めることができるように、教会につながっている帰国者が、教会と新しい帰国者のよき橋渡しになることができるように願っている。宇都宮まで来ていただき、このセミナーに参加していただくことを通して、帰国者支援がどんな田舎の教会にも必要であることを知ってもらえれば」と参加を呼び掛けている。
詳細・問い合わせは、峰町キリスト教会・相馬裕美さんを支える会(電話:028・636・8663)まで。