インド西北部のラジャスタン州バーンスワーラ地区にあるロハンワイディ村で先月30日、ラムラル・グラシア牧師がヒンズー教過激派のグループに襲われた。インド福音同盟(EFI)が3日伝えた。
これまでの調査によると、事件は午後3時頃発生。同村内の店近くに立っていたグラシア牧師に身元不明のヒンズー教過激派と見られる数人が近寄り、牧師のキリスト教に対する信仰を軽蔑する内容を発言。牧師が自身を擁護する内容を主張しようとしたとき、牧師を捕らえ殴り始め、その後現場から立ち去ったという。
グラシア牧師は同村で、約40人の信徒を抱える教会の牧師を務め、牧師と信徒のほとんどは、ラジャスタン州内の部族に属していた。
事件はシャロパット警察署で記録され、現在調査中である。
EFIは今回の事件を受けて、迫害に直面するグラシア牧師とラジャスタン州のキリスト教徒のため、また同州のキリスト教徒を通して多くの人々が生ける神を知るよう、祈りを求めている。