毎年5月と11月の年2回開館する大阪市北区の私立美術館「南蛮文化館」の春の展示期間が5月1日から始まっている。
同館は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての、ポルトガル、スペインなどの南蛮文化の美術品や工芸品などを所有しており、当時のキリシタン文化に関わる貴重な文化財も展示されている。今春の展示では、キリシタン大名高山右近が身に着けていた甲ちゅうや、江戸時代初期の島原の乱で天草四郎率いる一揆軍が立てこもった原城に打ち込まれた大砲の弾などが新たに展示される。展示は5月31日まで。開館は午前10時から午後4時まで。月曜日閉館。
■ 南蛮文化館
住所:大阪市北区中津6−2−18(阪急中津駅から徒歩3分)
電話:06・6451・9998
入館料:大人800円、大学・高校生600円、中学生500円(小学生以下は同伴者がいれば無料)
開館日:5月1日~31日、11月1日~30日(月曜日閉館)
開館時間:午前10時~午後4時
HP:http://www.namban.jp/namban/