25日に大地震が発生したネパールで20年にわたって支援活動を行っているキリスト教NGOのチャイルド・ファンド・ジャパンは28日、同国で支援している子どもたち全員の無事が確認できたと発表した。
同団体は、ネパール中部のラメチャップ郡とシンドゥパルチョーク郡で支援活動を行っている。同団体のウェブサイトによると、支援する子どもの数は約350人。
同団体によると、両郡ともに地震で大きな被害を受けており、ネパール内務省が発表した緊急支援重点地域12郡に含まれている。迅速な支援が必要だとし、同団体では緊急・復興支援事業のための寄付を募っている。
報道によると、インドや中国など周辺国も含め、地震による死者はこれまでに4800人を超え、負傷者は1万人に上っている。