2月の沖縄訪問・宣教の際の大きな喜びの一つは、沖縄宣教研究所・富坂キリスト教センター第2回共同研修会に参加できたことです。沖縄宣教研究所の設立当初から関わりを持ち、2011年5月に沖縄から関東へ25年ぶりに戻った後も、唯一の県外会員として絆を深めてきました。
今回の研修会で、懐かしい方々と再会できた喜びに加え、思いがけない方々との出会いもありました。そのお一人が村瀬俊夫先生です。村瀬先生は1970年前後、『新聖書注解』の一部としてテサロニケ人への手紙やコリント人への手紙第一の注解を書いた際に、励ましを受け、お世話になったことを契機に、その後日本福音主義神学会で共に歩みを続けてきました。村瀬先生の研修会閉会礼拝の宣教、実に忘れ難いものでした。
久しぶりに沖縄で再会した恵みの余波として、関東に戻って後、文通や執筆物のやり取りをなしています。その中でも、先生が毎月発行しておられる『西東京だより』(2015年2月号)掲載の「戦後70年の節目の年に 教会はどうあるべきか」を、ぜひ多くの方にも紹介したいと願い、先生のご了解を得て掲載させていただきました。
30代と40代において、聖書をメガネに物事を見、発言し、書き続けてきた同士が、70代と80代の今も、苦悩と喜びを持って戦い前進しています。村瀬先生はアシュラム運動を通して、私はクリスチャントゥデイを通して。感謝です。
(文・宮村武夫)