生駒聖書学院(奈良県生駒市)は6日、卒業生10人を送り出す第62期卒業式を行った。
卒業式には、鹿児島県長島市や金沢市、徳島市、大阪市、奈良市などから、卒業生の出身教会の牧師や家族が参列し、同学院の教授や学生、関係者が見守る中、素晴らしい祝辞の時が続いた。
榮義之学院長は、卒業式のメッセージで、全てを捨てて従い続けるためには、自我に死に日々十字架を背負うこと、自我に死にキリストのいのちに生きること、そして何よりも十字架と復活の福音を日々伝えることだと語った。そして、必ず全国的なリバイバルが卒業生を通して与えられると、開拓伝道に旅立つ卒業生を祝福。参加した牧師全員が、献身祈祷で卒業生全員の祝福を祈った。
今年度の特徴は、卒業生10人全員が開拓伝道や直接伝道に携わること。年齢も全員40歳を越えており、それまでの人生における経験が伝道の大きな助けになると、榮学院長は期待しているという。
10人の卒業生のうち、田所敬司さん(大阪府、くすのきキリスト教会)、蛭子正人(えびす・まさと)さん(大阪府、東大阪エリムロー教会)、韓星姫(ハン・ソンヒ)さん(奈良県、井端エクレシア)の3人は、各地ですでに開拓伝道を始めている。
一方、佐々木学さん・宮下摂子さん(長野県、コーナーストーンチャーチ・断食祈祷院)、篠竹清さん(京都府、マハナイムキリスト教会・刑務所伝道&通信聖書講座)、林星勲(イム・ソンブン)さん(大阪府、宣教する教会協力牧師)。南英玉(みなみ・えいぎょく)さん(大阪府、大阪中央バプテスト教会伝道師)、朔正毅(さく・まさき)さん(山口県、下関市開拓)、古田真実さん(広島県、サンビ教団研修生)の7人は、卒業後に新たに開拓伝道を始めたり、直接伝道に携わるという。
生駒聖書学院の新年度は4月13日(月)からで、現在も願書を受け付けている。また通信生も募集中。申し込み・問い合わせは、同学院(住所:〒630−0243 奈良県生駒市俵口町951、電話:0743・74・7622、メール:[email protected])まで。