【CJC=東京】バチカン放送(日本語電子版)によると、ウクライナ・カトリック教会のラテン典礼司教団は9月24日から30日まで定期訪問のためバチカンを訪問した。司教たちはまずカステルガンドルフォの夏の離宮で教皇と接見した。これにはウクライナのギリシャ典礼の司教らも加わった。
ウクライナの各典礼にそれぞれ属する司教らは、同国内での司牧をさらに効果的なものにするために両典礼共同の定例会議を計画している。
教皇は両典礼の司教団のこうした試みと今回の合同接見を教会的交わりのしるしとして歓迎。司牧者間の兄弟的協力はすべての信徒が一致のうちに成長する励ましとなり、さらには実り多いエキュメニカル対話を推進する力となっていくと述べ、様々な困難を乗り越え、ウクライナの地にますます福音を広げ証しするよう司教らに期待を示した。