第21回東海聖句書道展が25日から、名古屋市民ギャラリー(愛知県名古屋市)8階で開催されている。恵みによる救いや、神からの無条件の愛を示す聖句を描いた作品193点が展示され、一つ一つの聖句に込められた作者の思いと救われた証しを書いた説明文に、訪れた多くの人びとが感動を受け、「心が洗われた」などの感想が寄せられた。
毎年1300人が集まるという展示会には、愛知、岐阜、三重、静岡から東海聖句書道会に所属する会員約60人が作品を寄せ、座右の銘としている聖書箇所や、クリスチャンになったきっかけの聖句など、それぞれが思い入れのある聖句を選んだ。
展示会では伝道の業として、訪れる人に簡単なキリスト教の説明と御言葉を書いたしおりを配布。他の展示会に来て「珍しい」と足を止める一般人の姿もあった。
主催の東海聖句書道会のスタッフは、「よく耳にするのが、『ぜひ来年もやってください』という声ですね。主催している側として、これほど喜ばしい言葉は無いです。勇気をもらっています」と語った。
展示は30日の午後5時まで。入場無料。連絡は、東海聖句書道会事務局(電話:0566・41・6908)まで。