ハレルヤコミュニティーチャーチ(榊山清志牧師、静岡県浜松市)は、創立30周年を記念して、22日に韓国CCMを代表するグループ「トリニティ」によるライブと感謝祭、23日には記念礼拝を行った。関係者ら約500人が集まり、これまで教会を支え導いた主への感謝と喜びの賛美をささげ、祝福を分かち合った。
同教会は77年10月10日、6畳と4畳半の会堂からスタートした。1年目のトラクト配布伝道で12人が救われ、2年目に浜松市にある6つの大学で聖書研究会を開こうとビジョンをかかげ、8ヵ月後に実現。会堂も増築し、毎週土曜夜の「コーヒータイム」という伝道集会で多くの若者が救いに導かれた。国内宣教は現在、北海道から岡山県まで23教会に拡大。ブラジル、米ピッツバーグ、フィリピンのマニラなどで宗教法人の許可を受けて教会を運営するなど海外宣教にも積極的だ。
23日の記念礼拝で主任牧師の榊山清志氏はローマ書7章24節を本文に、「惨めな自分を認められない、自分自身が見えていないことから、人生の中で様々な問題がおこっているのではないでしょうか」「他人の責任にする、腹を立て怒る、どうしようもない存在である私を、イエス・キリストが変えてくださる。醜い惨めな人間であると気付く時、主が新しくしてくださる」と伝えた。
ハレルヤコミュニティーチャーチでは、礼拝の様子をインターネット(http://hcc-family.com/)で全世界にライブ放送している。また、同教会はキャンプや各種セミナー、聖会会場として使うことのできる宿泊施設を紹介しており、教派を越えてキリスト教会全体に広く仕えている。