カトリック司祭(神父)によるチームと芸能人によるチームの親善野球試合が9日、韓国の仁川(インチョン)文鶴(ムナク)野球場で行われた。中央日報が10日報じた。
この試合は、8月にローマ教皇フランシスコが訪韓したのを記念し、芸能人野球リーグを運営しているハンスターメディア(ホ・ナムジン代表)が企画。司祭チームとセヌリ党の金長實(キム・ジャンシル)議員が主催した。
同紙によると、この日は韓国の祝日「ハングルの日」だったこともあり、約5千人が観戦。入場料の代わりに国際結婚などを経験した家庭を支援するためのチャリティー募金が行われた。試合は司祭チームが13対9で勝利した。
スポーツによる親善としては先月、教皇フランシスコの呼び掛けで、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナらが参加したサッカーの親善試合がローマで開催された。教皇は「みんなが団結しながら参加することにこの試合の意味がある」などとコメントしていた。