生駒聖書学院(奈良県生駒市、榮義之学院長)の9月入学式と2014年度2学期の始業式が8日、同学院で行なわれた。今回は新たに3人が入学。全学院生27人となって、2学期の新たなスタートを切った。
新入生3人のうち1人は家族寮に、1人は女子寮に入寮。他の1人は通学生として同学院で学びを始める。入学式・始業式では、新入生と在校生それぞれが決意表明を行い、 金城広育牧師(高砂国際キリスト教会)、岩下久美子牧師(インタナショナル・チャーチ)、長谷川治雄伝道師(同)が、励ましの祝辞を述べた。
榮学院長は、「しかし、主は、『わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。』と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう」(2コリント12:9)を引用し、神の恵みは十分であると励まし、新たな一歩を踏み出す学院生らに挑戦を投げ掛けた。
式後には、バイキングランチのレストランで恒例の食事の交わりをし、2学期を前に肉体の糧も豊かに備えられた。
一方、翌9日には、早速、学院生全員が自発的に東大阪市エリムキリスト教会(竹腰明人牧師)を会場に伝道を行なった。同教会では、前学期に導かれた人が受洗に備えているという。
また、3年生の田所敬司神学生は、堺市にある自宅で開拓伝道を開始。今回、家族寮に入寮した新入生も和歌山県での開拓伝道を準備しており、同学院在学中に開拓伝道を開始する予定だ。