「90年前、早稲田奉仕園スコットホールで、何があったの?!」と題した、関東大震災時・朝鮮人、中国人虐殺・追悼弾圧90周年記念集会が、9月13日(土)に東京都新宿区の早稲田奉仕園スコットホールで開かれる。主催は同実行委員会、と同100人委員会。
1923年9月、関東大震災が発生した際に朝鮮人、中国人が虐殺された。その1年後に同胞の虐殺を悼む追悼集会がスコットホールで開かれたが、日本の警察隊100人が流れ込み中止命令が出された。その集会が解散させられた日が、90年前の9月13日。今回の集会は、集会解散から90年を経て、弾圧された追悼集会の再度の開催となる。
「現在の東北アジアに平和と共生を回復するために、今、私たちは過去の歴史を直視し、その責任を自覚し、謝罪と反省から未来への指針を学び取らなければなりません。そのための一つの機会として関東大震災の時の朝鮮人・中国人虐殺の事件をめぐる学びの場にご来会ください。『世界に勝つ日本』のためにでなく、『世界と共に生きる日本』のために」と、日本基督教団牧師で青山学院大学名誉教授の関田寛雄牧師は語る。
講演は「東京で起きた朝鮮人虐殺事件―目撃証言を中心に」と題して、一般社団法人ほうせんか代表の西崎雅夫氏が語る。朗読劇は「かくも重き沈黙・・・かくも深き罪」と題して、IMAGINE21の横井量子氏が行なう。
申し込み・問い合わせは、同実行委員会事務局の北原葉子(メール:peacemaker_in_christ[アット]yahoo.co.jp)、北村恵子(電話&FAX:03・3333・7983)、IMAGINE21の横井量子(電話&FAX:042・383・3667)まで。
日時:9月13日(土)午後2時~午後4時
場所:早稲田奉仕園スコットホール(住所:東京都新宿区西早稲田2−3−1)
費用:一般2000円、大学生1000円、高校生以下500円