■松尾由美子さん(茨城県在住)
私は、ムーイ先生のセミナーで打撲と内出血で曲げられなかった右腕を癒された。経済の祝福もあり、家族間での人間関係もスムーズになった。神様の癒し。私が神様に出会っていなかったら、今頃どうなっていたのだろう。長い長い闘病生活の末の奇跡的な回復。主治医からはもう薬はいらないと言われた。
「今日は、どうなさいましたか?」と声をかけていた側の私が、闘病生活を20年体験するなんて・・・。あるとき突然、地図状のじんましんが発生。慢性じんましんと診断された。勤務しながら祖母の介護が3カ月、そのうえ職場では上司が退職。「これ以上できません」と一言、いえなかった。
結局25歳で退職。退職後に移った先の病院で、「躁うつ病」と病名が告げられた。担当医師の説明によると、他の人よりもバイオリズムのアップ・ダウンが激しいとのこと。病院に連れてこられた私は、一生結婚できないと思い込み、母親を責める生活が始まった。自分を受容できるまで、時間がかかった。
ストレスから逃れるために、自分の給料以上の物を購入してしまったこともあったし、こんなに苦しんでいる自分に、家族が気付いてくれない、と親を困らせることもたくさんあった。実際に、自殺を試みたこともある。自分の残された可能性を自ら断ってしまって良いのか。後悔しないだろうかと思い悩む日々を過ごしていた。
自殺による死亡者は国内で年間3万人を超える。交通事故死の実に4倍だと言う。予備軍も入れれば恐ろしい数だ。私は、それらの人々が一日でも早く神様に出会い、私と同じ平安な生活ができるようになればと願っている。04年10月4日、私は異言の解き明かしを示された。
「救われた喜びを伝えたい。」
病気のときは、失ったものしか数えられなかった。でも、今ではホームヘルパーの資格を取得し、社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取得するために大学で学んでいる。そのうえスペシャルオリンピックスのコーチにまで抜擢。寝たきり状態を経験した私には思いもつかないことだった。神様は、良くなりたいと思って願っている人には、必ずチャンスを与えてくださる。これからの人生も、神様に信頼し、委ねていきたい。
ああ、私の苦しんだ苦しみは平安のためでした。あなたは、滅びの穴から、私のたましいを引き戻されました。あなたは私のすべての罪を、あなたのうしろに投げやられました。(イザヤ38:17)
語りきれない思いは、月島の会場で。平安な日々を与えてくださった主に感謝します。
レイモンド・ムーイ 全世界の様々な国、国民、民族に主キリストの福音を伝えよとの、神からの召しによって、伝道者としての生涯を20年以上に亘って大規模に展開中。特に、福音宣教が困難とされるミャンマー、タイ、カンボジア、インドネシアなどアジア各国において、先駆者的な伝道を行っている。癒しの伝道者として、超自然的なしるしと不思議の伴う各種集会でのメッセージやミニストリーで用いられている。実践的な奉仕者を、福音宣教の現場に送り出すため、1994年にThe School of ACTSを創設。この神学校はマレーシアをはじめとして、東南アジア各国に相次いで設立されている。また、Life College(Malaysia)の創立者であり、HIS Church主任牧師。ACTS Global Networking代表。今年9月26、27日の2日間、東京・中央区の月島社会教育会館で来日セミナーを開催する。