【CJC=東京】情報サイト「ハフィントン・ポスト」によると、食前の祈りをした客には飲食代の割り引きをしていた米ノースカロライナ州の簡易食堂「マリーズ・グルメ・ダイナー」が、4年間の評判にも関わらず、廃止することにした。店主のマリー・ハグルンドさん宛てに、止めなければ訴える、と「宗教からの自由」ファウンデーションから警告書が届いたため。公共施設が宗教に基づいた差別や恩恵を行うのは違法だ、という内容。
これまで15%割り引きを問題にはされなかったが、レシートを見て驚いた客の1人がそれを撮影してフェイスブックに投稿したため、一気に全米の話題になった。
店側は割り引き廃止のお知らせを入り口ドアに貼り出した。それでも客が食前の祈りを止めないよう、願っているという。