キリスト教主義のNGO団体であるチャイルド・ファンドやワールド・ビジョンを含む5団体は、国連児童基金(ユニセフ)の事務局長であるアンソニー・レーク氏の再任(2期目)決定を受け、再任を祝う文書を送った。チャイルド・ファンド・ジャパンが明らかにした。
文書を送ったのは、チャイルド・ファンド(Child Found)、ワールド・ビジョン(World Vision)、プラン(Plan)、セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)、SOSチルドレンズ・ビレッジ(SOS Children's Villages)の5団体。文書は5団体の事務局長の連名で出されたという。
この5団体は、ユニセフと協力して、▼絶対的貧困・飢餓の根絶(ゼロ目標)、▼不平等の解消、▼子どもへのあらゆる形態の暴力の撲滅、▼地域主導型の透明性のあるモニタリング体制の設置と実施、の4つの課題が、2015年に期限が迫るミレニアム開発目標(MDGs)の後の目標である「ポスト2015開発目標」に反映されるよう求めている。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、「今後とも関係団体と連携しながら『子どもへの暴力と搾取のない世界』を目指す取り組みを一層強めてまいります」としている。