インターネットを活用して情報発信をしたり、伝道をするようになってかれこれ10年が経ちました。ネットの世界の光と闇を見てきました。
ネットの世界は、非常に効果的に情報発信ができます。それを利用しない手はないと考えて、ホームページ運営を中心に、掲示板、ブログ、チャット、メーリングリスト、動画の生放送と録画放送、SNSなどを利用してきました。これはネットの世界の光の面です。
光の面があれば影の面があるものです。写真や個人情報が悪意のある人の手に渡ってしまったら、その人を危険な目に合わせてしまう可能性があります。私だけなら自己責任ですが、他の人は守らなければなりません。それで、家族や教会員や個人が特定されてしまう可能性のある人の写真や情報を出さないことに決めました。本当は、家族写真をアップロードしたいんですが。
どんな世界にも光と闇があります。もし、あなたの人生の中で暗闇があるとしたら、暗闇の180度向こう側には光があるのです。光とは神様です。闇は罪と悪魔の世界です。
「悔い改める」という聖書の原文の意味は、「思いを変える」「考え方を変える」「心の向きを変える」などです。悔い改めるとは、悪い行いを改めて、良い行いをするというよりもっと深いことです。心の向きを闇から光の方向に変えることです。
ひまわりの花は、180度まで向きを変えることはありませんが、太陽に向かって花を咲かせます。私たちも、太陽に向かって咲くひまわりのように、神に向かって咲いて生きていきたいものです。
神様に心の向きを変え、「神様ごめんなさい」と、心に罪責感がなくなるまでお祈りしましょう。神様との関係において何の罪責感もない平和な状態ならば、それが心の幸せの状態です。
「あなたは神と和らいで、平安を得るがよい。そうすれば幸福があなたに来るでしょう」 (ヨブ記22章21節)
「このように、わたしたちは、信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストにより、神に対して平和を得ている」(ローマ人への手紙5章1節)
「わたしは平安をあなたがたに残して行く。わたしの平安をあなたがたに与える。わたしが与えるのは、世が与えるようなものとは異なる。あなたがたは心を騒がせるな、またおじけるな」(ヨハネによる福音書14章27節)
「あなたのおきてを愛する者には大いなる平安があり、何ものも彼らをつまずかすことはできません」(詩篇119編165節)
「こういうわけで、平和に役立つことや、互の徳を高めることを、追い求めようではないか」(ローマ人への手紙14章19節)
光と闇は表裏一体、紙の裏表のようです。あなたの心の向きを闇から光に、罪や悪魔から神に向きを変え、幸せでエキサイティングな毎日を過ごしましょう。祝福をお祈りします。
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菅野直基(かんの・なおき)
1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。
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