【CJC=東京】教皇フランシスコは3月5日付のイタリア紙「コリエーレ・デラ・セラ」とのインタビューで、国交のない中国について「大いなる民」と述べ、関係正常化に期待を表明した。毎日新聞が報じた。
教皇は昨年3月、中国の習近平共産党総書記が全国人民代表大会(全人代)で国家主席に選出された際に書簡を送り、習国家主席から返信があったことを明らかにした。
教皇は今年1月、アジア情勢について、中国の名指しは避けつつ、「宗教、文化の偉大な伝統がある国で開放的な兆候が出ていることを期待を持って見ている」と語っている。