日本バプテスト連盟の第45回全国青年大会(同実行委員会主催)が16〜18日、静岡県伊豆市の天城山荘で行われた。大会のテーマは、「『神=(イコール)愛』〜どれほど神に愛されているか知っていますか?〜」。全国各地から同連盟加盟教会の青年を中心に65人が参加した。
今年は大会理念として3つのキーワード、「原点」「気づき」「歩み」を掲げた。「信仰の“原点”である祈り、御言葉、讃美、交わりを見つめなおし、それぞれの信仰において、原点である祈り、御言葉、讃美、交わりの意味や大切さに“気づき”、各教会、地方連合、社会、隣人のなかでキリスト者としての“歩み”の糧となる大会」を目指した。
大会では、同連盟ふじみ野バプテスト教会の大島博幸師が3回にわたって講演。「愛されている喜び」(ヨハネ3:4‐21)、「愛と憐れみへの目覚め」(ヨハネ15:1‐17)、「愛より大事なものはない」(マルコ12:28‐34)と題し、神の愛がどれほど深いのか、また人間は1人では生きられなく、愛されなければ不安になる存在であることなどを伝えた。各講演の後には、7〜8人のグループに分かれ、講演を聞いての感想や思ったことなどを分かち合った。
2日目には、「愛」を主題に14のテーマに分かれて分科会を行った。大会への参加申込時に、話し合いたいテーマをあらかじめ募集し、「恋愛と結婚」「隣人を愛すること」「神様の愛を感じた時」「家族への伝道」などのテーマで話し合った。また、2日目夜の賛美集会では、参加者全員で大会のテーマソング「Power of Your Love」や、「我らの主に向かって」「小さな祈り」「神の作品として生きる」などを賛美した。集会で証しした4人のうちの1人は、若干挫折があったが最終的に神学校に無事入学できるようになった経緯などを語った。