【CJC=東京】教皇フランシスコのツイッターでラテン語アカウントが予想外の大人気を博し、フォロワー数はドイツ語やアラビア語よりも多い20万5千人に上っている。
ラテン語で「つぶやき」を始めたのは、前教皇ベネディクト16世。ツイッターに公式アカウントを開設してから2カ月後、熱心な支持者らに促されてラテン語アカウントも開設した。
AFP通信によると、ラテン語の専門家で、教皇のツイートのラテン語翻訳・投稿担当チームの米国のダニエル・ギャラガー司祭は、ラテン語を「現在もしっかりと生き長らえている国際語であり、国境を越えたコミュニケーション手段」だとしている。
フォロワーは大学教授やiPadを使いこなす司祭らにとどまらず、大学生などにも及び、宿題に使うケースもあるという。フォロワーが多い国は独、英、米。中国やインド、アフリカにもフォロワーがいる。