日本福音宣教会(愛媛県松山市)の50周年記念聖会で13日、シオン宣教団創設者の森谷勉師が講演し、「神は無から有をつくりだす創造の神。この方以外に万物を創造した方はいない」「イエスの十字架は中途半端ではない。すべての罪のゆるし、病のいやしはイエスが完成させてくださった」と語った。
聖会は13、14、15日の3日間、松山市のホテル奥道後で開催。3日間で全国から400人の信徒が参加した。初日の開会礼拝では松山福音センターの万代栄嗣師が講演。同日午後6時半から第1回目の聖会が行われ、中央聖書神学校元校長の北野耕一師と、シオン宣教団創設者の森谷勉師が講演した。
森谷師は、イエス・キリストの十字架のあがないによって、すべての罪のゆるし、病のいやしは完成されたことを強調し、日本のクリスチャンが自らの罪のために信仰を弱めてはいけないと訴えた。
また、クリスチャンは信仰をいつも成長させなければいけないとし、そのためには「キリストの中に根ざし」(コロサイ2:7)とあるように「イエスと深く結びつかなければならない」と語った。
森谷師は、「キリストはかしら、私たちはその肢体であるのに、かしらからの命令を受け取っていない意識不明なクリスチャンはいないか。自分のしたいことばかりやっているのなら、教会が弱いのは当然」と断言し、「イエスがなかったら何もない。イエスと深く結びつくときに新しい力がわいてくる」と語った。
さらに、「神はあなたの人生のすべての問題から解放しようとされている」「本当にイエスとしっかり結びついてください。神はもっと素晴らしい恵みの中にあなたを引き上げてくださる」と強調した。
最後に森谷師は、「どうして神が愛されていることを証明しないのか」と会衆に問いかけ、「日本の1億2700万人にアピールしたい。イエス・キリスト、このお方以外に万物を創造した方はいない」「日本にどうしてもリバイバルがいる。キリストの中に根ざし、彼にあって建てられ、信仰が確立されるように」と訴えた。