「ロバート・カヤンジャ ミラクルミーティング」、「スコット・ブレナー聖会」の二大聖会が東京都中野区の中野ZERO大ホールで13日、始まった。聖会では、世界各地の集会で、主の御名による癒しの奇跡を引き起こし、何万人もの癌や視覚・聴覚障害などの病を癒すロバート・カヤンジャ師と、賛美の賜物を通して多くの未信者をイエス・キリストに導くスコット・ブレナー師が、聖霊に満ちた熱いメッセージを伝える。16日まで。
4日間にわたる聖会の初日は、カヤンジャ師が「恐れよ去れ。信仰よ、新たに燃えよ」「主の御名により会場の悪霊よ出て行け」と力強く叫び、神の臨在を求める祈りによって始まった。
13日は第一部、第二部に分かれて聖会が行われた。第一部聖会で同師は会場に向かって、「みなさんの人生は必ず変わります」と語り、バルテマイが癒しを求め叫び、パウロが投獄されながらも賛美を捧げたように、神の力に対する信頼と、神が祈りをかなえてくださるという確信を持って、声に出すことが大切だと強調。「ハレルヤ」と力強く叫ぶように求めた。
同師は、メッセージの中でルカの福音書24章27節を引用し、イエスが復活後に2人の弟子に現れ、モーセの書から話し始めたことが重要なポイントであるとし、「この部分を理解することが、日本にリバイバルを起こす鍵である」とした。さらに、神の祭司であるレビ人を両親に持ち、常に神からの力を注がれる者として生まれたモーセが、神様の働きかけによって、当時のエジプト王であるパロの娘に育てられたことを挙げ、現代の日本に当てはめる形で、「油注ぎは、皇室の人にも及ぶ」と伝えた。また、キリスト者が伝える救いの力は、あらゆる階層に及び、すべての人に影響を与えるとし、麻薬中毒、殺人者、売春婦すら悔い改めさせ、救いに至らせることから、必ず国家的な支援を受けるようになると熱く語った。
メッセージの後で、同師は病によって身体的な悩みを持つ人々を呼び出し、一人ひとりのために主の御名による力強い癒しの祈り奉げた。最後には、心を新たにし主のために献身しようと決めた決心者十数人に、主が祝福と使命を与えてくださるように祈った。
第二部聖会では、賛美と預言の賜物で知られるブレナー師が、韓国から来た賛美チームと共に主に栄光を返す賛美と祈りをささげ、メッセージを伝えた。
同師は、「イエス様が『私に従がいなさい』と話し時、多くのクリスチャンは『はい。従がいます』と答えますが、従がっていない姿があります」と指摘。エレミヤ書29章11〜13節を引用し、「神様は、みなさんのために、素晴らしい祝福を用意しています」「探しなさいという神様の言葉を信じきって、一歩前に進みでましょう。」と伝えた。最後には、「宗教的な儀式ではない心からの神様への賛美をささげましょう」と述べ、両手を上げながら歌う参加者らと共に賛美を奉げ、会場は神様に従がい、神様に栄光を返すという思いで一つになった。
聖会2日目の14日は、午前11時からカヤンジャ師、午後2時からブレナー師、午後6時半からは再びカヤンジャ師がメッセージを伝える。一方、3日目となる15日は、両師に加えてソウルシティー教会の?喜瑞(チョー・イーソク)師がメッセージを伝え、最終日の16日には、聖会を主催する東京第一キリスト教会主任牧師の金宙完(キム・ジュオン)師も参加し、合計4人がメッセージを伝える。