ローマ教皇フランシスコが昨年3月に就任して以来、昨年末までにミサなどでバチカンを訪れた信者の数は約662万人に上り、前ローマ教皇のベネディクト16世の約230万人(2012年)を大きく上回ったことがわかった。
ローマ教皇庁は2日、バチカンのサンピエトロ大聖堂(聖ペテロ大聖堂)で行われたミサや、日曜日の祈りの集いなどの行事に参加した信者らが昨年3月から昨年末までの間に約662万に上ったことを発表した。1カ月平均ではベネディクト16世の3倍以上で、庶民派教皇として人気の高さを数値の上でも示したことになる。
一方、教皇フランシスコは1日、サンピエトロ大聖堂で恒例の「神の母聖母マリア」を祝うミサを行い、同日は「世界平和の日」としてカトリックでは定められているため、「平和への道と基盤としての兄弟愛」をテーマにメッセージを語った。