米下院速記官のダイアン・リーディ氏が16日夜に行われた米政府債務上限引き上げ法案採決中に「神」と「フリーメイソン」について突然叫び出し、議場に一時混乱が生じた。17日、米クリスチャンポストが報じた。
リーディ氏は米連邦議会下院で、「だまされてはいけない。神はあざけられることがない。議会は分裂したままでは立ち行かない。神はあざけられることはない。神はあざけられることはない。神はあざけられることはない。この国の最大の欺まんは、この国が神の下にひとつではないことにある。そのようになったことは一度もない。憲法はフリーメイソンによって書かれたものではない。二人の主人に仕えることはできない。神、イエス・キリストをたたえよ」と叫んだ。
米CNN記者のダナ・バシュ氏はリーディ氏について、「彼女は良く知られた人で、とても素敵な人。良き同僚でもあり、尊敬と信頼に値する人。彼女と共に仕事をしてきたすべての人にとってとても驚くべきことだった」と述べた。
米政府機関閉鎖に伴い、米議会周辺では乗用車でホワイトハウスゲートを強行突破しようとした女性が射殺されたり、ナショナルモールで男性が焼身自殺するなど不審な事件が起こっていた。
米FOXニュースによると、米共和党議員のイリアナ・ロス・レイティネン氏は、「リーディ氏は私が立っている下の壇上まで来て、マイクのスイッチが入っているか私に確認した。私は『わからない』と答えただけだったが、私の周りの(採決に)協力的な議員にとっては、多くのことを話していたように見えたのではないかと思う。そのとき突然彼女は正面を見て『主はこのように語られる。これは主のなされる御業ではない』と言った。私は衝撃を受け、彼女を静かにさせようとした。彼女は悪魔について語っていた。突然のことで困惑したし、ショッキングなことだった。いつもの彼女は穏やかな魂の持ち主」と語った。
リーディ氏は、「この2、3週間、聖霊が真夜中に私を起こして、―私は半信半疑でいやいやながらではあったが― 下院本会議上でメッセージを伝えるように促していた」と述べた。