牧師、クリスチャン人口の減少が懸念されている日本の未来を担う青年たちが集まり、共に礼拝を奉げ、伝道、証の使命について考える集会「21世紀の日本伝道を担う青年の集い」が9月29日、東京神学大学(東京・三鷹市)で行われる。今年で9回目。昨年は69の教会から約160人が参加した。
今年の主題は、「21世紀の伝道―青年の役割」。高校生に加え、中学生の参加も受け付けている。開会礼拝では、同大学教授の近藤勝彦師が「主ご自身、試練を受けて苦しまれたから─献身の志を与えられた頃─」と題して説教。「神学生生活」「青年会」「社会生活」「中高生」をテーマにした分団に分かれての昼食と懇談の時間を持ち、「賛美と証しと祈りの時」として、塚本洋子師(日本基督教団金城教会)、横山良樹師(同半田教会)が献身の喜びを証しする。集会後には、同大の模擬授業として、小友聡・同大教授が「旧約聖書―2000年の歴史を越えて」を講演する。
同集会を主催するのは、「21世紀の日本伝道を担う青年の集い」準備委員会(代表:内藤留幸)。99年、都内の6教会の牧師が発起人となり、各教会出身の青年たちを中心に準備委員会が発足した。第1回目から約200人の青年たちが集まり、大成功を収めた。
集会の会費は昼食代込みで500円。申込期限は9月8日まで。模擬講義は、会費・申込ともに不要。詳細は、東京神学大学(電話:0422・32・4185)まで。