【CJC=東京】バチカン(ローマ教皇庁)文化評議会議長のジャンフランコ・ラヴァージ枢機卿は9月25日、「簡潔で深い意味のある」教えを説いたイエス・キリストは、世界で初めてツイートした人物だと言えると述べた。AFP通信が報じた。
同枢機卿はイタリア各紙編集者との会合で、イエスが「『互いに愛し合いなさい』といったような、45文字以下の初歩的な語句を使った『つぶやき』を、誰よりも早く使った」と指摘。「今日のテレビのように、物語や象徴を通じてメッセージを伝えた」と語った。
同枢機卿はまた、「聖職者、司祭がコミュニケーションに対して興味がないとしたら、それは自らの義務に反することだ」と述べ、コンピューター技術を聖職者が活用することの重要性も強調した。