【CJC=東京】米キリスト教専門調査機関「ライフウェイ」が1001人を対象に実施した調査で、「シリア紛争はすべて、ヨハネの黙示録の預言に関係していると思う」という問いに対し、32%が「そう思う」と回答した。ネットメディア「ハフィントン・ポスト」が報じた。米国人の3人に1人が、シリア紛争は世界の終末の兆候と考えていることになる。
聖書イザヤ書17章には「見よ、ダマスコは都の面影を失い瓦礫の山となる」といった記述があり、それをシリアの首都ダマスカスの破壊を予言し、ハルマゲドン(世界の終末における最終的な決戦の地を表す)と結びつけ、現在の紛争を世界滅亡の前兆と多くの人がとらえているようだ。
「米国によるシリアへの軍事介入は、ヨハネの黙示録で語られる最終戦争を招くだろう」という問いに対しては、26%が「そう思う」と回答している。