東京・淀橋教会(峯野龍弘主管牧師、東京・新宿区)が主催する「第35回サマー・イブニング・クルセード(ラブ・ソナタ・サマー・フェスティバル)」第1夜が29日午後7時から、土砂降りの雨の中、野外の同教会「アガペーの泉」特設会場で開かれた。関係者によると、この日は117人が集まり、うち5人が、会場で新しくイエス・キリストを主と信じた。
峯野師は、雨が土砂降りになっても傘をさしてもらいながら講壇に立ち、福音を大胆に語り続けた。強さを増して降りしきる雨にも雷にも、伝道者のメッセージは最後まで一つもさえぎられることがなかった。
峯野師は、何よりも「神は愛である」ことを強調し、神の愛は人間の愛とは異なり、「その独り子をお与えになったほどに」(ヨハネ3:16)、惜しみなく豊かに与え、何一つ見返りを期待せず、最後まで信じて共に歩んで、何としてでもその人を救おうとされる永遠の愛であると説いた。
神の独り子イエスは、どうしようもない罪の闇から私たちを救うために、ご自身は罪がないにもかかわらず、すべての罪を代わりに背負って十字架に架けられた。ここに、神の愛がある。峯野師は、神は「愛」であるがゆえに大きな代償を払われ、私たちに、この世を美しく生きる生涯と永遠の命を与えられたことを伝えた。
最後に峯野師は、これまで述べてきた神の大いなる愛に預かる秘訣は、ただ、「このような愛の神がおられることを信じること」であると語った。そして、「神は人を愛のうちに造られた。愛に生きる人生こそ、真の人生」「どうしてあなたが愛されないことがありましょうか。神はあなたを愛しています」と会衆に信仰の決心を迫った。