【CJC=東京】聖職者独身制問題は、教皇フランシスコが直面する最難題の一つ、とバチカン(ローマ教皇庁)の次期国務長官に任命されたピエトロ・パロリン大司教がベネズエラの新聞「エル・ウニベルサル」とのインタビューで9月8日語った。
「独身」を現代社会では無意味だとして排除すべきものではないと警告する一方、パロリン大司教は、「独身」は一つの伝統であり、教義ではない、と語り、この問題で教会を一致させるための道を見つけなければならない、と付け加えた。
「それは教皇にとって大きな課題である。教皇は教会全体を指導しているので、その決定は教会を分裂させるのではなく一致させる方向で行わなければならないのだ」と言う。「それは人々が望むだけでなく、神が自らの教会に欲するものでだ」。