【CJC=東京】米CNN放送によると、 国際テロ組織「アルカイダ」系の武装勢力「ヌスラ戦線」が、シリアの首都ダマスカス近郊にあるキリスト教系住民の町マアルーラを、政府軍との数日間に及ぶ戦闘の後に9月7日夜制圧した。反体制派のシリア人権監視機構が8日明らかにした。
シリアはキリスト教徒が人口の約10%を占める。援助団体によれば、キリスト教徒がアサド大統領支持派とみられる集団に襲われる事件も発生しており、これまでにキリスト教指導者2人が拉致され、1人が行方不明になった。
2013年9月10日16時12分