【CJC=東京】ジョン・ケリー米国務長官は9月1日、テレビ・インタビューで、シリア政府がダマスカス近郊で殺傷性の高い猛毒神経ガス・サリンを使用した証拠を得たと発表した。
ケリー国務長官によると、サリンが使用されたとする証拠は、8月21日の攻撃後、東ダマスカスで採取された被害者の血液と毛髪のサンプルから検出されたもの。アサド政権が使用した、とオバマ政権は主張している。
オバマ政権は化学兵器使用で民間人1429人が死亡したとしている。アサド政権は使用を否定している。
2013年9月2日16時18分