【CJC=東京】米ニューメキシコ州最高裁は判事5人全員が、同州法で認めていない同性婚であっても、キリスト者の婚姻写真業者が撮影を求められた場合は拒否出来ない、とする下級審の判決を維持した。
同州人権法は、「公共施設では、サービス提供の是非を決定する際、人種、宗教、皮膚の色、出身、祖先、性別、性的指向、性自認、配偶者との関係、心身の障害などを理由に、直接または間接的に、区別してはならない」と規定している。
リチャード・ボッソン判事は、アフリカ系アメリカ人であれ、イスラム教徒であれ、そのことを理由に撮影を拒否出来ないのと同じだ、と述べた。