【CJC=東京】エルサレムで出土した粘土製壺の断片に記されたヘブル語の銘が3000年前のダビデ王やソロモン王の時代のものである可能性が出てきた。
断片はエルサレムの神殿の丘付近で発掘に当たっていたヘブライ大学の考古学者エイラート・マザール氏が発見した。
判読した結果、文字は最初期のヘブル語であることが確認された。今後、聖書に書かれている事柄が事実であると「立証」されるかも知れない。「わたしは、聖書を片手に、発掘道具をもう一方の手に持って作業した。聖書が最も重要な歴史資料だからだ」とマザール氏は言う。